こんにちは！ITツールの家庭教師 小杉たか子です。
最近、LINE公式アカウントを利用している起業家さんの間で「利用停止（アカBAN）」という言葉を耳にすることが増えてきました。
せっかく育てたアカウントが突然使えなくなる…そんな悪夢のような話、他人事じゃないんですよね。
今日は、LINE公式アカウントの利用停止の原因と対策について、解説していきます。あなたの大切なLINE公式アカウントを守るために、ぜひ最後まで読んでくださいね。
LINE公式で利用停止が増えている理由
LINE公式アカウントの利用停止事例が増加しているのは、単なる偶然ではなく、いくつかの明確な理由があるのです。
特に注目すべきは、LINE公式アカウントの健全性を維持する施策の強化です。では、その具体的な影響について見ていきましょう。
LINE公式ガイドラインの改定による影響
利用停止が増えている大きな理由は、2024年6月18日に行われたガイドラインの改定なんです。多くの方がこの変更に気づいていないため、知らないうちにルール違反をしてしまっている恐れがあります。
改定で、LINE公式を利用できない業種・業態、商品・サービスが明確に記載されるようになりました。
情報商材や一部業態でのアカウント停止事例
特に影響を受けているのが情報商材を扱う方々です。情報商材とは、主にノウハウや知識を商品化したデジタルコンテンツのことを指します。
「すぐに稼げる」とか「儲かる」といった表現が厳しく制限されるようになりました。
さらに短期間で大きな利益を得る一方、高いリスクの恐れがある金融商品を扱う業態でもアカウント停止のリスクが高まっています。これらの業種に関わっている方は特に注意が必要です。
どのような行為がアカウント停止の対象になるのか
主なアカウント停止対象行為には、違法な商品やサービスの提供、過度な期待を煽る表現、スパム行為や不適切な勧誘、個人情報の不適切な取り扱いなどがあります。
これらの行為は、ユーザーの信頼を損ねるだけでなく、LINE公式アカウントの健全性を脅かす恐れがあるため、厳しく規制されています。
アカウント停止のリスクを避けるためには、これらの行為を理解し、慎重に運用することが重要です。
LINE公式アカウントのガイドラインをまだ読んでいない人は必ずチェックしてみてくださいね！
次に、具体的な対策について見ていきましょう。
LINE公式でアカウント停止されないための基本対策
アカウント停止を避けるためには、いくつかの基本的な対策を講じることが重要です。
これらの対策は、LINE公式アカウントの健全性を維持するだけでなく、ユーザーとの信頼関係を築くためにも欠かせません。まずは、最も基本的で重要な対策から見ていきましょう。
禁止されている業態・商品を扱わない
まずは当たり前ですが、LINE公式が明確に禁止している業態や商品を扱わないことが重要です。
これが最も基本的で重要な対策です。麻薬、銃器、アダルト商品などは絶対NGです。
たとえ冗談や比喩であっても、これらに関連する表現は避けるべきでしょう。
適切なメッセージ配信とユーザー対応
過度に頻繁なメッセージ配信は避けましょう。
また、ユーザーからの問い合わせには丁寧かつ迅速に対応することが大切です。信頼関係を築くことがアカウント停止の予防にもつながります。
ユーザーからのスパム報告を避けるには？
ユーザーにとって価値のある情報を提供し、配信頻度を適切に保つことが重要です！
また、簡単に配信を停止できる方法を明示することで、ユーザーに安心感を与え、ストレスを軽減できます。
ガイドラインで特に注意すべきポイント
2024年のガイドライン改定では、いくつかの重要な変更点が加えられました。
これらの変更は、LINEプラットフォームをより安全で信頼できるものにするためのものです。
しかし、気をつけないと思わぬところでガイドライン違反を犯してしまう恐れがあります。ここでは、特に注意が必要なポイントをご紹介します。
新しく追加された禁止業態・業種
2024年のガイドラインでは、仮想通貨関連のサービスや、短期間で大きな利益を得る可能性がある一方で、高いリスクを伴う金融商品の取り扱いに関する規制が強化されました。
これらの業種に関わる方は特に注意が必要です。また、マルチ商法やネズミ講のような商品・サービスも厳しく禁止されています。
不適切なプロモーションやキャンペーンの基準
「〇〇するだけで簡単に稼げる」といった表現や、根拠のない比較広告が厳しく制限されています。
お客様の期待を必要以上に煽らない、誠実な表現を心がけましょう。
具体的な数字や成果を示す場合は、その根拠を明確にすることが重要です。
ガイドラインの詳細解説
ガイドラインでは、コンテンツの品質や真実性に関する基準も明確化されました。
著作権の尊重や、虚偽・誤解を招く情報の排除が強く求められています。また、個人情報の取り扱いに関する規定も厳格化されているので、プライバシーポリシーの見直しも必要かもしれません。
ここまでガイドラインの注意点を見てきました。
しかし、万が一アカウントが停止された場合はどうすればいいのでしょうか。次は、その対処法について説明します。
アカウントが停止された場合の対処方法
万が一、アカウントが停止されてしまった場合でも、慌てる必要はありません。
適切な対応を取ることで、アカウントの復旧が可能な場合があります。
ただし、復旧には時間がかかる場合もあるので、日頃からガイドラインを遵守し、アカウント停止を予防することが最も重要です。
まずは、問題が発生した際の最初の対応について見ていきましょう。
LINEサポートへの問い合わせ方法
もし不幸にもアカウントが停止された場合、すぐにLINEのビジネスサポートに連絡しましょう。
公式サイトにあるお問い合わせフォームを使用するのが最も確実です。
問い合わせの際は、アカウント名や停止された日時など、できるだけ具体的な情報を提供するようにしましょう。
アカウント停止から復旧するための手順
1. 停止理由を確認する
2. ガイドライン違反の箇所を特定し、修正する
3. 再発防止策を考える
4. 上記を踏まえて、丁寧に復旧申請を行う
ガイドラインはこまめにチェックしておこう！
ここまで、LINE公式アカウントの利用停止と対処方についてお伝えしてきました。
ガイドLINEをこまめにチェックし、自分のアカウントの運用方法を見直すことが大切です。
問題が小さいうちに対処することで、アカウント停止のリスクを大幅に減らせますからね。
LINE公式アカウントは、お客様とのコミュニケーションに欠かせない大切なツールです。でも、ルールを守らないと、せっかく築いた関係が一瞬で途切れてしまうかもしれません…。
ガイドラインをしっかり理解して、お客様にとって本当に価値のある情報を発信していきましょう。
そうすれば、LINE公式アカウントはきっとあなたのビジネスの強い味方になってくれるはずです。もし運用で困ったことがあれば、いつでも相談してくださいね。
