先日、フォロワーさんからこんなご相談をいただきました。
起業したいけどスキルがないんだけど、どうすればいいでしょうか?
実は私自身も数年前まで同じことで悩んでいました。
今日は、私が「スキルがない」と思いながらも起業を実現できた経験について、お話ししたいと思います。
スキルも貯金も資格もない…
私が起業を考えたのは2019年のコロナ禍でした。
当時は子どもたちが幼稚園に行っている間だけ、パートをしていたんです。しかし、コロナウィルスの影響で幼稚園が自粛となり、私自身もパートを休まざるを得なくなりました。
「このままでいいのかな…」「コロナが落ち着いても同じようなことが今後も起きるかもしれない…」
こんな風に毎日、悶々と悩んでいました。
そして、あるYouTubeをきっかけに在宅ワークを始めてみようと決意したんですが…
私、スキルも貯金も資格もない…😨
「在宅ワークや起業するには特別なスキルが必要なんじゃないか?」 「私には何の才能もないし、どうすればいいんだろう…」
そんな思いが、行動を踏み出す一歩を邪魔していました。起業したい気持ちはあるのに、自分にはスキルがないと思い込んで、ただ悩んでいる日々が続きました。
スキルがない人はいない?!
そんなある日、とあるKindleを読んで、私の人生を変えるきっかけになりました。
この本でオンライン秘書という働き方を知り、自分の今までやってきた仕事や当たり前にやってきたことがスキルになるんだと知ることができたんです。
この本で、今まで見えていなかった自分の可能性が開けたのです。
確かに、私には特別なスキルはありませんでした。プログラミングもできないし、マーケティングの専門知識もありません。でも、会社員時代にカスタマーサポートやバックオフィス業務をしていた経験は、実は多くのスキルの宝庫だったのです。
そして子どもたちの予防接種のスケジューリングも当たり前にやってきましたが、それもスキルの1つだなって。
・カスタマーサポート
・電話応対
・パソコンスキル
・資料作成
・スケジュール管理
これらは、どれも起業に活かせる重要なスキルでした。それまで「スキルがない」と思い込んでいた私でしたが、実は気づかないうちに多くの能力を身につけていたのです。
気づきから行動へ:オンライン秘書としての起業
この発見をきっかけに、私は自分の強みを活かせる起業プランを考え始めました。そして辿り着いたのが「オンライン秘書」というビジネスモデルでした。
オンライン秘書は、リモートで企業や個人事業主のサポートを行うサービス。私の秘書経験を直接活かせる仕事です。自分のスキルと、世の中のニーズがマッチする分野だと確信しました。
起業への第一歩:小さな一歩から始める
決心はしたものの、やはり不安はありました。「本当にうまくいくのか?」「顧客は見つかるのか?」そんな疑問が頭をよぎります。
でも、一歩を踏み出さなければ何も始まりません。私は恐る恐る、でも確かな希望を胸に起業への道を歩み始めました。
具体的なビジネスプランの作成
シンプルなWebサイトの開設
SNSを活用した情報発信
知人への告知
オンラインコミュニティを活用
一つ一つ、できることから始めていきました。完璧を求めるのではなく、まずは動き出すことを重視しました。
最初の顧客獲得:小さな成功体験
私の最初の顧客は姉でした(笑)
身内かい!って思うかもしれませんが、とっても嬉しかったんです。
「あなたのサポートのおかげで、本業に集中できるようになりました」
そんな言葉をいただいたときは、涙が出るほどでした。自分のスキルが誰かの役に立つという実感が、大きな自信につながりました。
そして、私の働きを見た姉は知人を紹介してくれ、その方とは3年以上経った今でも取引をさせていただいています!
成長と課題:日々のチャレンジ
もちろん、順風満帆というわけではありません。新しい技術やツールの習得、顧客とのコミュニケーション、時間管理など、日々新たな課題に直面します。
でも、それらの課題に向き合うことで、自分自身も成長していることを実感しています。かつては「スキルがない」と思っていた私が、今では多くのスキルを持つ起業家として歩んでいます。
最後に
「スキルがない」と悩んでいる方へ。あなたの中にも、きっと気づいていないスキルがあるはずです。日々の生活や仕事の中で培ってきた経験は、すべてあなたの強みになる可能性を秘めています。
大切なのは、自分を信じること。そして、小さな一歩を踏み出す勇気を持つことです。完璧を求めすぎず、まずは行動することが重要です。
私の経験が、同じように悩んでいる誰かの背中を押せたら嬉しいです。あなたの中にある可能性を信じて、自分らしい起業の道を歩んでいってください。
起業の道は決して平坦ではありません。でも、自分の強みを活かし、日々学び続ける姿勢があれば、必ず道は開けると信じています。
私の起業ストーリーはまだ始まったばかり。これからも多くの挑戦が待っているでしょう。でも、もう恐れることはありません。なぜなら、起業を通じて最も成長したのは、自分自身だったからです。
あなたも、自分の中に眠る可能性を見つけ、新しい一歩を踏み出してみませんか?きっと素晴らしい未来が待っているはずです。「スキルがない」と思っていた私でも起業できたのです。あなたにもきっとできるはずです。